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自宅でできる治療法

一度でも膝関節や股関節に痛みを感じたら、それ以上は無理をしないで休めることが大切です。
安静にしていても痛みがおさまらない時は、その状態に応じて処置が必要となる場合があります。

関節を温める

02_img02 熱や腫れがないときには、入浴や温泉、ホットパック[?]で温めると良いでしょう。血行が良くなり、痛みがやわらぎます。 ホットパックなどで温めるときは、低温やけど[?]などに注意しましょう。

マッサージ

関節や周辺の筋肉の血行を良くして、痛みをやわらげる効果があります。たとえば、入浴後に塗り薬をすり込むように1分程度マッサージするもの良いでしょう。ただし、関節に熱や腫れがあるときはやめましょう。

関節を冷やす

関節が熱を持って腫れているときは、氷のうや保冷剤などで関節を冷やすようにします。凍傷(しもxで、痛みや腫れがおさまらない場合は、症状に応じて炎症をおさえる注射や内服薬、湿布などの助けが必要になります。早めに医師に相談しましょう。

この情報サイトの内容は、整形外科専門医の監修を受けておりますが、患者さんの状態は個人により異なります。
詳しくは、医療機関で受診して、主治医にご相談下さい。

ホットパック
体の一部を温めるときに使用するもので、医薬品店でも市販されています。電子レンジなどで加熱して使用します。使用するときはやけどなどに十分注意しましょう。
低温やけど
通常は熱いものでやけどをすると思われていますが、それほど高温でなくとも、長時間同じ部位に触れていることで、やけどをする場合があります。冬場に使用する懐炉(かいろ)によるやけども低温やけどの一つです。