医療法人八重瀬会 同仁病院 副院長 山内裕樹
ご高齢で関節が悪くなってきた方は、関節を人工物に取り換える手術が必要になることがあります。これが人工関節置換術です。特に股関節と膝関節の手術が最近増えてきています。
股関節は360°全方向に動く関節で、骨盤と脚をつなぐ関節です。悪くなると靴下着脱、足の爪切りがしづらくなり、ひどくなると足を引きずったり、歩いたり座ったりするのも困難になり
話題の広場に第25回「もっと知りたい! 両側同時に行う人工股関節全置換術」を公開しました。
今回は、左右の股関節を同時に人工関節に置換する「両側同時人工股関節置換術」について、250症例を超える手術経験を持つ医療法人社団 善衆会 善衆会病院 整形外科部長 人工関節センター長の佐藤貴久先生にお話をうかがいます。
両側同時人工股関節置換術の適応
特長と利点
両側同時人工股関節置換術の実際
1. 進入方法(アプローチ)
2. 手術時間と出血量
3. 脚長差の補正